ハンモックピローセラピーについて
【ハンモックピローセラピーについて】
身体の痛みはさまざまありますが、病気が原因ではない自然発生的な痛みは、血流の低下により起こる場合がほとんどです。
では、なぜ血流が低下するのでしょうか。
血管の内側の問題
一般的に言われるのは、血管壁に悪玉コレステロールなどが溜まって血管が細くなり、血液がドロドロになって流れにくくなるというものです。この血管の内側の問題により、血流が悪くなるというのは西洋医学的な考え方です。
血管の外側の問題
一方で、血管を細くしてしまう原因には、血管の外からの圧力によるものがあります。血管は筋肉や骨格、皮膚、その他諸々の組織の間を通っていますが、たとえば肩こりなどは、肩の筋肉が緊張し、それによって筋肉が膨大することで血液の流れを阻害し、乳酸をためこんでしまう。そして、新しい血液が流れにくくなることで、新陳代謝が悪くなり、さらにこりが激しくなり、痛みを起こす。ということを繰り返すのです。
腰やひざなどの痛みも同じように、筋肉の緊張が要因です。
なぜ、筋肉が緊張する?
それは、重力が大きく影響しています。
人は、無意識に重力にたいしてバランスをとるように身体中の機能を働かせています。
腕は、2本あり、左右でバランスをとっています。足も2本でバランスをとっています。
しかし、頭は1個でたいへん重く、首がバランスを取りながら頭を支えています。
しかし、何かのはずみでバランスを崩すと、関節に歪みが起こります。初めは小さな歪みでも、そこに自身の体重で重さで圧を加えるのでさらに歪みが大きくなります。この歪みは、血液の流れを悪くして痛みが増大します。
よって、重力こそが人の筋肉を硬直させ、関節の位置を変え、血管を細くし、痛みを起こすのです。
痛みの解決策
人間の身体は、何もしなくても習慣化された姿勢などで歪みを招きます。しかし、歪みを悪化させる前に、できるだけ正しい位置に戻してあげることで、痛みを予防することができます。要するに、筋肉が固まって姿勢を形状記憶する前に、ゆるめて正常な位置に戻す(リリースする)ことで、痛みをコントロールするのです。
具体的な方法
人間の体をゆるめるために、一番手っ取り早い効果的な方法は、頭の重さを取り除くことです。
そのために、まくら式健康器具であるハンモックピローを使用します。
ハンモックピローに頭をのせると、それまでの身体のバランスが瞬時に解消されます。
特に、首回りを頭の重さから解放します。
首には、脳から身体の各所につながる神経が通っていて、首の筋肉が頭の重さから解放されると、血液や神経の流れがスムーズにします。さらに、首の中には副交感神経の中枢があり、首をゆるめると全身がリラックスすることが確認されています。
ハンモックピローにより、頭が身体から切り離されて重力の変化が生じます。その効果は、次のとおりです。
- 身体の関節がゆるみやすくなる
- 全身の筋肉がゆるみやすくなる
- 軽くストレッチすると、バランスや姿勢が整う
- 痛みのある部分を上にあげて軽く揺らすと、関節が音を立てて正常な位置に戻る
- 1回で痛みが解消しない場合でも、日をあけて数回行うと解消しやすくなる
- リラックスする
- 呼吸が深くなる
何十万年もの間、人間の体の中で培われた重力バランスは、ハンモックピローにより頭の重さが切り離されます。そして、脱力状態の中さまざまな動きの中で、形状記憶されていた関節や筋肉をゆるめて正しい位置関係に修復し新たな形状記憶、新たな重力バランスを作り出します。これは重力を逆手にとった自然治癒であり、このことができるのがハンモックピローセラピーです。
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